改訂版・17秒メソッド その3

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行動不要論者さんのブログ「NO ACTION(行動不要論者はブログという行動する夢を見るか?)」より転載。ttp://kfloa.blog.fc2.com/(ブログが現在閉鎖されています。)

 

前回説明したシンクロニシティの各ステージですが、
図に描くとわかりやすいので
ちょっとドローソフトで起こしてみました。

これが今後の展開における前提イメージとなります。

これはエリオット波動とよばれる経済学の基礎理論をモデルに作っています。

シンクロが4段階に分けられると判断した時、
私がすぐに連想したのは
エリオット理論における4つの山でした。
おそらくこれがアナロジーとして機能するだろう、と。

この4つの山にはたとえば「修正波」とか「上昇ナントカ波」とか
経済学上は正式な名称が付けられているのですが、
ややこしくなるのでここでは単純に
それぞれを順番に第1波〜第4波と呼びましょう。

マイクロ、スモール、ミディアム、ラージが
単純にひとつずつ対応していく形です。

 

 

この理論は株価を始めとした経済指標のみならず、
あらゆる分野で応用が可能です。

たとえば映画や物語のいわゆる起承転結は
それぞれの波に完全に対応していますし、
音楽の構成も似通っているものがかなり多く
このグラフで大部分の説明がつく。

 

物理学から人間心理にいたるまで、
エリオットの波はあらゆるところで適用が可能です。

なぜこんなことが起こるのでしょうか?

それはこの理論がフィボナッチ数を基に作られているからです。
この神秘的な数字の羅列は、
1:1.618といういわゆる黄金比に
どんどん近似する性質を持っており、
これは自然界や物理現象のあらゆる側面に出現します。

有名な巻貝の比率や、
植物の模様、
建築物のもっとも効率的な強度など。

かっこつけて言うならば、
この宇宙における
隠しパラメータ的絶対ルールとでも表現できましょうか。

参考リンク:
黄金比とフィボナッチ数の、
図や画像が多くてわかりやすいページ
ここはものすごく参考になるのでぜひ見に行って欲しいです。
ざっと下までスクロールする程度の流し見でいいので

 

 

フィボナッチ数を基にしたエリオット波動が、
人間の集団心理の象徴ともいうべく株価予想に有効ならば、
やや飛躍かもしれませんがシンクロニシティに当てはめたって
機能するのではないかと直観的に思いました。

ユングの学説によれば
シンクロとは人の深層集団意識における対応現象であり、
心理が顕在化したものにすぎない株価のランダム・ウォークとは、
そうかけ離れたものではないはずだからです。

(話がどんどん専門的になってきてますが、
この辺理解できなかったらすっ飛ばしてかまいません。

一時期、
どこかでフィボナッチ数について触れた時
難しいことを持ち出して煙に巻いているだけというような
批判風潮が見て取れたので、
念のため突っ込んで説明しています。

こんなもんわからなくてもまるで関係ありません。
与太話として面白がれる人だけ面白がってください)

自分でもやや強引な仮説かなとは思いましたが、
ためしにシンクロ各ステージをエリオット波動に当てはめてみると、
私の経験における出現偏差とどんぴしゃにハマりました。

あとはここの各軸に数字を当てはめていくだけです。
(しかしここがまだ定まらず、
現在では暫定的な数値を当てはめています。
いずれバージョンアップに従って正確な数字
もしくは近似値が弾きだされるとは思いますが)

面白いのは、
とうとう願望直結型シンクロが登場する
ラージステージの第4波では、
波の位置が前より少し下がっているところです。

第4波の位置が低くなっている

 

これは感情スケール的にはむしろ逆に後退していることを
意味しており、
一瞬「あれ?」と思うかもしれません。

しかし、確かに、
第3波より第4波の位置で願いが叶うケースのほうが多いのです。

これはおそらくこういうことでしょう。

望みを達成したその瞬間に
興奮状態に陥ることは確かに多いでしょうが、
たとえどんな願望だったとしても、
その状態がずっと続くわけではありません。

いずれはその場所に居たり持ってたりする日常が当たり前になります。

この時感情スケールはレベル2〜3から、
レベル7〜8「満足」「退屈」まで一時的に下がったことになります。

つまり、興奮や熱狂という瞬発型の波動にいるよりも、
もうその状態すらも過ぎ去って、
「すでに持っている」波動が持続している状態のほうが、
多くの場合実現化しやすいということでしょう。

あちこちで散々言われるところの
「執着を手放す」
「いったん忘れる」
「力まない」というのは、
この第4波の位置まで一時的に下がったことを
指しているのではないかと思われます。

料理でいえばアラ熱がとれた状態、とでもいいましょうか。

※前エントリのコメントにこの状態を「感慨」と
表現していた方がいましたが、なかなか言い得て妙かと。
レベルで言えば6.5前後でしょうか

次回はマイクロステージについての詳細と、
なぜそれが起きるのか(ほとんど判明している)を
説明しようと思います。

しかしその前に初心者向けエントリを挟むことになりそうです。

検索でここに飛んできて頂いた方の瞬間離脱率が
そこそこの比率なので(涙)。
初見でももうちょっと興味を持っていただけるようにしなければと。

それはそれで、復習も兼ねて、
上級者の方も楽しんでいただければ幸いです。